市販で売られている水の種類は?
「市販で売られている水の種類について」
☆ミネラルウォーターはすっかり日常生活に定着していますが、そもそもどのような水のことを指すのでしょうか。
ミネラルウォーターのミネラルとは、人間の体の機能の維持調節に必要な栄養素ですが、人体のうち約5%を占める無機物です。
このミネラルが不足すると人体の調子が悪くなったりする場合がありますが、この人体にとって必要なミネラルのことを(必須ミネラル)といいます。
☆ミネラルウォーターは、原水の種類と処理方法によって3つに区分されます。
★「ナチュラルウォーター」
「ナチュラルウォーター」は「ナチュラルミネラルウォーター」と「ミネラルウォーター」にわけられる。
(1)「ナチュラルウォーター」=>特定の水源から採水された地下水である。
(2)「ナチュラルミネラルウォーター」=>特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留又は、移動中に地層中の無機塩類が溶解したものである。
☆処理の方法として(1)、(2)二つとも、ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理は行ってはならない
★「ミネラルウォーター」
「ミネラルウォーター」=>やはり、ナチュラルミネラルウォーターと同じく特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留又は、移動中に地層中の無機塩類が溶解したものである。
(処理方法として)・・・ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に次にあげる処理を行ったもの複数の原水の混合、ミネラル分の微調整、ばっ気などである。
★「ボドルドウォーター」
「ボトルウォーター」=>源水がナチュラルウォーターと同じ場合
(処理方法として)・・・ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に原水の本来成分を大きく変化させる処理をおこなったものである。
その他、原水が地下水以外の場合、(純水、蒸留水、水道水)
(処理方法として)・・・但し、食品衛生法に基づく殺菌が必要である。
飲料可能な水(蒸留水、純粋、河川の表流水、水道水など)であり、処理方法は特に規定はない。
★実際に店頭でお買い求めになる場合、製品の表示をチェックしてみてください。
品名のところに、「ナチュラルミネラルウォーター」か「ミネラルウォーター」と表示のあるものがミネラルウォーターであり、「ナチュラルウォーター」「ボトルドウォーター」などの表示のあるものは、正確にはミネラルウォーターではありません。
冒頭でご説明したように、そもそもミネラルウォーターとはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んだ水のことです。
「硬水」と「軟水」の説明文で触れましたが、カルシウムとマグネシウムの含有量が高いのを「硬水」と呼びますが、ミネラルウォーターも「硬水」である場合が多いです。
体調や利用目的に応じて、ミネラルウォーターやボトルドウォーター、ナチュラルウォーターをお選びください。
★国や産地等の環境によりミネラル成分や味が異なります。
飲みにくい、飲みやすい、硬い、重い、やわらかい等、飲み比べてみると、随分と評価が違うと思います。
特に外国産の天然水と日本産の天然水では違いが顕著です。
日本産の方が飲みやすい、と感じられる方は多いと思いますが、ではいったいなぜ、そんなふうに感じるのでしょう?
日本全土に降る雨や雪の送料は年間6430トン。
傾斜の高い山地が多く、平野が狭いため、降った水のほとんどはすぐに河川を通じて海へと流れ込みます。
地中に滞在する時間が少なく、地中の鉱物成分が溶け込むヒマもない状況です。
そのため、日本の水は、ミネラル分の少ない軟水が多いと言われています。
また、日本は地理的に国土のほとんどが火山地帯に属しているために、もともとミネラル分が少ない地層に水が染み込み作られるナチュラルミネラルウォーターの多くは、外国産よりもミネラル分が少なくなりがちです。
これに比べ、ミネラル分が多量に含まれているのが、ヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターです。地中滞在時間の長さ、石灰岩の分厚い地層など、ヨーロッパにはミネラル分を多分に含んだ水を作り出しやすい環境があります。
ただ、このようなヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターは、日本人にとって「飲みにくい」と感じられるとも言われているのです。
「軟水」「硬水」という言葉を聞いたことがあると思います。
ミネラルが多く含まれるほど水は「硬く」なり、ヨーロッパ産のミネラルウォーターのほとんどは硬水にあたります。
逆に日本産の水の多くは、ミネラル分が比較的少ない、いわゆる軟水。
ミネラル分が多量に含まれたヨーロッパ産の硬水は、軟水に慣れた日本人の体には、受け入れがたく感じられるというわけです。
ちなみに
「海洋深層水とは」
海洋深層水は、太陽光が届かない水深200m以深にある海水のことを指します。マグネシウムなどのミネラル成分を多く含み、栄養性に富むといわれています。
また、年間を通して低温の状態が保たれており、表層水よりも清浄であるといわれています。
日本では、昭和60年頃から高知県を中心に本格的な海洋深層水の研究が行われており、現在では魚介類の養殖、飲料水の生産、化粧品の製造など、水産・食品・医薬品の分野を中心に多岐にわたって利用されていますが今後は、他の産業分野での利用も期待されています。
「取水海域は」
国内では、北海道目梨郡羅臼町沖、富山県滑川市沖、高知県室戸市沖、沖縄県糸満市沖、神奈川県三浦市沖などに採水設備があり、主にこれらの場所で採水された海洋深層水が市販されています。
また、海外では、米国ハワイ島コナ沖などで採水されています。
